** セージ ******
( コモンサルビア )***
和名 : 学名 : Salvia officinalis   分類 : シソ科
和名 : 和名 : コモンサルビア、薬用サルビア
日本にも似たような風習がありますが、ヨーロッパでは"1年中病
気知らず"、"長寿、長生き"など5月にセージを食べる習慣があり
ます。
今はセージ成分に公害物質や喫煙、飲酒、ストレスなどで体内に発
生する活性酸素を消去して病気を予防したり、アンチエイジング効
果をもつ抗酸化作用があることがわかっていますが、
抗酸化作用という言葉が存在しない時代から行われているわけです
から先人の知恵といえます。
セージには抗酸化、抗菌、抗真菌、抗ウィルス作用があります。
有機セージリーフ
ティーバッグ
有機セージリーフ
40 g
  

生育場所と使用部分

セージはヨーロッパ原産です。現在は世界中に分布し、薬効のある種類、花が美しい鑑賞用の種類などさまざまです。
主にヨーロッパとアメリカに自生する薬効のあるコモンサルビアの葉がティーやサプリメントに使用されます。*1
  

セージリーフの健康項目
等 級 健 康 項 目
第 2級    発汗過多、消化不良
   歯肉炎(歯周病) ( セージとペパーミントオイル、メンソール、カモミール液、
   エキナセア液、ミルラ(没薬)液、クローブオイル、キャラウェイオイルのブ
   レンド )   
その他    感染症、更年期障害、咽頭炎、離乳時の母乳止め 
第1級第 1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの
第1級第 2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの
第1級第 2級 : あるいは効果があるとされているもの
第1級その他  : 主にハーブを使用した民間療法に使用されているもの
第1級第 2級 : 臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの 
  

セージリーフの伝統療法

セージは旧ローマ時代から食野菜や薬用として用いられています。
ハーバリストは、捻挫、打撲、潰瘍治療と止血にのどが腫れて痛いときや咳のひどいときにティーやうがいに用いたり *2
リウマチや月経の出血がひどいときの治療や離乳時期に母乳の出をおさえるティーに用いました。
なかでもコモンセージは、殺菌作用が高く、料理すると胃液の分泌を促して消化を助けます。
匂いの強い肉や魚に少量の葉を、調理の始めに加えると、素材の味を引き立てます。ティーは神経と消化器官を強くする、
記憶力や集中力をアップさせる働きがあるといわれてきました。*3
但し薬効が強いので1日に多量に飲んだり、2週間飲んだら次の2週間は休みという具合に連続して長期間飲まないように
注意しながら使用してください。
妊娠中は使用を避けてください。
  

セージリーフの有効成分

セージの有効成分は、アルファツヨン、ベータツヨン、カンファー ( 樟脳 ) およびシネオールなどの精油成分とロスマリ
ン酸、タンニンとフラボノイド類です。*4
現在ヨーロッパのハーブ療法では、咽頭炎、口内炎および歯肉炎のときに、濃い目のセージティーをうがい薬に使うことが
一般に行われています。*5
試験管研究でセージ精油の効用とされる抗菌、抗真菌、抗ウィルス作用が確認されています。*6
またドイツではセージを軽度の胃腸障害や発汗過多治療のため処方薬に認証しています。*7
ドイツで発汗過多症の患者に行われた未公開の研究では、乾燥させた葉のエキスやセージの葉の浸出液を用いることで
50%程度発汗量を減少させる働きが確認されたと報告されています。*8
イギリスのハーバリストは更年期障害の火照りなどの症状軽減にセージを使うと報告されています。*9
  

摂取方法

咽頭炎、口内炎、歯肉炎の場合は、バルクハーブ3gに熱湯150mlを加えて10分待って漉して*10
口内洗浄かうがい薬として1日数回使用してください。
バルクハーブの代わりに、50%液体エキスを使用する場合は、グラス1杯の水に5mlを入れたものを使用します。
  

安全性

薬効が強いのでうがい薬まやマウスリンスとして使用する場合は問題ありませんが、ティーや服用する場合は1〜2週間以
上継続しての使用は避けてください。
特にアルコールで抽出したセージ精油はそのまま服用することは避けてください。
精油は必ず薄めて使用してください。
妊娠中に服用することは避けてください。発熱時には使用を避けてください。
現時点でセージと他の薬物との相互作用はありません。
  

参考資料


*1. Blumenthal M, Goldberg A, Brinkman J (eds). Herbal Medicine: The Expanded Commission E Monographs. Newton, MA:Integrative
Medicine Communications, 2000, 330-4.

*2. Foster S. 101 Medicinal Herbs. Loveland, CO: Interweave Press, 1998, 176-7.

*3. Foster S, Tyler VE. Tyler’s Honest Herbal. New York: Haworth Press, 1999, 327-9.

*4. Wichtl M. Herbal Drugs and Phytopharmaceuticals. Boca Raton, FL: CRC Press, 1994, 440-3.

*5. ESCOP 1996. Salviae folium (Sage leaf). Monographs on the Medicinal Use of Plant Drugs. Exeter, UK: European Scientific
Cooperative on Phytotherapy, 1997.

*6. ESCOP 1996. Salviae folium (Sage leaf). Monographs on the Medicinal Use of Plant Drugs. Exeter, UK: European Scientific
Cooperative on Phytotherapy, 1997.

*7. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete German Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal
Medicines. Austin: American Botanical Council and Boston: Integrative Medicine Communications, 1998, 198.

8. ESCOP 1996. Salviae folium (Sage leaf). Monographs on the Medicinal Use of Plant Drugs. Exeter, UK: European Scientific
Cooperative on Phytotherapy, 1997.

*9. Beatty C, Denham A. Review of practice: Preliminary data collection for clinical audit. Eur J Herbal Med 1998;4:32-4.

*10. Wichtl M. Herbal Drugs and Phytopharmaceuticals. Boca Raton, FL: CRC Press, 1994, 440-3.

*11. Foster S, Tyler VE. Tyler’s Honest Herbal. New York: Haworth Press, 1999, 327-9.








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