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** セージ ( コモンサルビア ) **
    学名 : Salvia officinalis     分類 : シソ科
    和名 : コモンサルビア、薬用サルビア
日本にも似た風習がありますが、ヨーロッパには"1年間病気知らず"とか"長寿が全うできる"などという言い伝えで5月にセージを食べる習慣があります。

今はセージ成分に公害物質や喫煙、飲酒、ストレスなどで体内に発生する活性酸素を消去して病気を予防したり、アンチエイジング効果をもつ抗酸化作用があることがわかっていますが、抗酸化作用という言葉が存在しない昔から続いているというのですから明らかに先人の知恵といえます。

更にセージには抗菌、抗真菌、抗ウィルス作用があります。
有機ティー
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生育場所と使用部分
セージはヨーロッパが原産です。現在は世界中に分布し、薬効のある種類、花が美しく鑑賞用の種類などさまざまです。
主にヨーロッパとアメリカに自生する薬効のある種類コモンサルビアの葉がティーやサプリメントに使用されます。*1
試験やハーブ民間療法に報告されているセージリーフの用途
等 級 用    途<
第2級

発汗過多

歯肉炎(歯周病) (セージとペパーミントオイル、メンソール、カモミール液、エキナセア液、ミルラ(没薬)液、クローブオイル、キャラウェイオイルの混合液)

消化不良


その他

感染症、更年期障害、咽頭炎、離乳時の母乳止め


第 1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの
第 2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの
        あるいは効果があるとされているもの 
その他 : 主に民間ハーブ療法に使用されているもの
        臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの
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セージリーフの伝統療法
セージは旧ローマ時代から食野菜や薬用として用いられています。

ハーバリストは捻挫、打撲、潰瘍治療と止血によくセージを使用しました。
またのどが腫れて痛いときや咳のひどいときにセージティーを飲んり、セージティーでうがいをしていました。*2
またリウマチや月経の出血がひどいときに服用して治療にも使用していました。

また離乳時期の母乳の出をおさえるのにもセージティーを使用していました。


なかでもコモンセージは、殺菌作用が高く、料理に使うと胃液の分泌を促して消化を助けます。

匂いの強い肉や魚に少量の葉を、調理の始めに加えると、素材の味を引き立てます。

セージリーフティーは神経と消化器官を強くするといわれています。記憶力や集中力をアップさせる働きがあるとされてきました。*3
但し、薬効が強いので1日に多量に飲んだり、2週間飲んだら次の2週間は休みという具合に連続して長期間飲まないように注意して使ってください。

妊娠中は使用を避けてください。
セージリーフの有効成分
セージの有効成分は、アルファツヨン、ベータツヨン、カンファー(樟脳)およびシネオールなどの精油成分とロスマリン酸、タンニンおよびフラボノイド類などです。*4

ヨーロッパで行われている最新のハーブ療法で、咽頭炎、口内炎および歯肉炎を起こしているときには濃い目のセージティーをうがい薬に使うことが一般に行われています。*5

試験管研究でセージ精油のうがい薬の効用の一つを示しているかも知れない抗菌作用と抗真菌作用そして抗ウィルス作用が確認されています。*6

またドイツではセージを軽度の胃腸障害や発汗過多治療の処方薬に認証し使用しています。*7
ドイツで発汗過多症の患者に行われた未発表の試験研究では、乾燥させた葉のエキスやセージの葉の浸出液を用いることで50%程度発汗量を減少させる働きが確認されたことが報告されています。*8

イギリスからの話題として、ハーバリストが更年期障害の火照りなどの症状軽減にセージを使うことが報告されています。*9
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摂取方法
咽頭炎、口内炎、歯肉炎の場合は、バルクハーブ3gに熱湯150mlを加えて10分待って漉して*10
口内洗浄かうがい薬として1日数回使用してください。
バルクハーブの代わりに、50%液体エキスを使用する場合は、グラス1杯の水に5mlを入れたものを使用します。
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安全性
薬効が強いのでうがい薬まやマウスリンスとして使用する場合は問題ありませんが、ティーや服用する場合は1〜2週間以上継続することは避けてください。特にアルコールで抽出したセージの精油はそのまま服用することは避けてください。精油は必ず薄めて服用することをお薦めします。妊娠中に服用することは避けてください。発熱している時には避けてください。
現時点でセージと他の薬物との相互作用はありません。
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参考資料

*1. Blumenthal M, Goldberg A, Brinkman J (eds). Herbal Medicine: The Expanded Commission E Monographs. Newton, MA: Integrative Medicine Communications, 2000, 330-4.
*2. Foster S. 101 Medicinal Herbs. Loveland, CO: Interweave Press, 1998, 176-7.

*3. Foster S, Tyler VE. Tyler’s Honest Herbal. New York: Haworth Press, 1999, 327-9.

*4. Wichtl M. Herbal Drugs and Phytopharmaceuticals. Boca Raton, FL: CRC Press, 1994, 440-3.

*5. ESCOP 1996. Salviae folium (Sage leaf). Monographs on the Medicinal Use of Plant Drugs. Exeter, UK: European Scientific Cooperative on Phytotherapy, 1997.

*6. ESCOP 1996. Salviae folium (Sage leaf). Monographs on the Medicinal Use of Plant Drugs. Exeter, UK: European Scientific Cooperative on Phytotherapy, 1997.

*7. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete German Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal Medicines. Austin: American Botanical Council and Boston: Integrative Medicine Communications, 1998, 198.

8. ESCOP 1996. Salviae folium (Sage leaf). Monographs on the Medicinal Use of Plant Drugs. Exeter, UK: European Scientific Cooperative on Phytotherapy, 1997.

*9. Beatty C, Denham A. Review of practice: Preliminary data collection for clinical audit. Eur J Herbal Med 1998;4:32-4.

*10. Wichtl M. Herbal Drugs and Phytopharmaceuticals. Boca Raton, FL: CRC Press, 1994, 440-3.

*11. Foster S, Tyler VE. Tyler’s Honest Herbal. New York: Haworth Press, 1999, 327?9.






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