** レスベラトロール *****
  赤ワインには、ポリフェノールとレスベラトロールが豊富です。
  赤ワインの含む成分の働きにより
  諸外国では、
  1997年に、
   レスベラトロールの抗ガン作用が報告され。
  2000年初めには、
  ポリフェノールの動脈硬化や心血管疾患予防効果、
  2005年には、
  アルツハイマー病の発症リスクの低減効果、
  2011年には、
  長寿遺伝子《サーチュイン遺伝子》活性効果
  が発表されて評判になりました。
レスベラトロール

2005年には
アルツハイマー病の発症原因となる脳のアミロイド・ベータペチプドを減少させる効果が発見され、
その後抗がん剤が効きにくい悪性リンパ腫、非ホジキンリンパ腫ガンにレスベラトロールを併用すると抗がん剤の効きが良
くなるなど新しい発見が続いています。

日本では、2011年5月12日
NHKスペシャル 「 あなたの寿命は延ばせる〜発見!長寿遺伝子〜 」 で紹介されレスベラトロール人気が一気に沸騰!
長寿遺伝子 《 サーチュイン遺伝子 》を活性するレスベラトロールの働きは、動物実験で確認されており、人間でも老化防
止、延命長寿が期待できると紹介されました。

報道ステーションでは、認知症に対する効果について紹介された経過があります。
毎日赤ワインを飲むのは、経済的にも負担が大きいし、お酒はちょっと苦手という方に、レスベラトロールサプリメントを
お薦めします。
  

フレンチ・パラドックス

フランス人の動物性脂肪の摂取量は、アメリカ人の3倍だそうです。
ですから常識ではフランス人の方が、当然コレステロール値が上がって動脈硬化や心疾患の発症率が高くなりそうですが
、実際のところは、フランス人の心疾患発症率はアメリカ人の1/3だそうです。

この不思議な現象は"フレンチ・パラドックス"(French Paradox) と呼ばれ研究者の注目を集めることになりました。

1991年末、アメリカCBSテレビがワイン取材を放送してから、アメリカのワイン消費量が一時期ぐっと跳ね上がる
という現象が起こりました。

もともとWHOの疫学調査で 「 フランス人は肉・乳脂肪の摂取が多く 喫煙率が高いのに、アメリカ人と比べて循環器系
疾患が少ない 」 ということがわかっていたのですが、

このワイン取材の放送の中で心臓病研究者でもあるフラン ス人医師が、

「 動物性脂肪を多く摂取 してもいつもワインを飲んでいれば虚血性心疾患のリスクが上がらない 」 という内容の話をし
たのです。

この取材放送をきっかけに、各国でワインの効能を調査するなど研究ラッシュが起こりました。
結果として、ブドウの種や皮に含まれる成分研究で、

  赤ワインに含まれるポリフェノールが、血管や心臓の病気を予防すること
  悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑え、動脈硬化の発症リスクを下げること

など次々と新たな報告が続きました。

ブドウのポリフェノールの中でも、
ブドウの種に含まれるOPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)は、ヨーロッパで血管を健康にする物質として
、1950年代から研究されており、現在は静脈不全や静脈瘤、網膜障害などの血管の疾病の治療薬にも使用されていま
す。

とは言っても、フランス人は1人あたり年間63リットル、一日平均200mlのワインを飲むのだそうです。
( 日本人は、その1/20以下とされています。)

大柄なヨーロッパの人達と比べれば小柄な日本人とでは、食習慣の違いもあり一日平均200mlのワインは多すぎて、
別の問題が起こりそうですが・・・。

まあ、そういう方のためにはレスベラトロールサプリをお薦めします。
  

レスベラトロール

日本の死亡原因の上位は三大成人病と呼ばれる
  第1位 ガン
  第2位 動脈硬化に由来する脳卒中
  第3位 やはり動脈硬化に由来する急性心筋梗塞
だそうです。

フランスのボルドーで高齢者を調べた二つの疫学調査で
ワインを飲む量と脳血管障害、脳神経障害などとの関係が明らかにされ結果は、
ワインを適量飲む人は、飲まない人に比べ

アルツハイマー症の発症率は約1/4、その他の痴呆症も約1/5で、調査期間中の死亡率も約30%低く飲酒量と死亡
率との間には 「 Jカーブ効果 」 と呼ばれるカーブがあり、適量の飲酒で死亡率、痴呆症の発症が最低になる

という結果だったようです。

ブドウや赤ワインに含まれるポリノフェールにはケルセチン、カテキン、エピカテキン、レスベラトロールなどがありま
すが、1997年にイリノイ大学のジョン・ペズート博士が、ブドウから抽出したレスベラトロールが優れた抗ガン作用
をもつという研究発表をしたことがきっかけで一躍レスベラトロールが注目されるようになりました。

2005年12月16日の読売新聞では、アルツハイマー型認知症に対する効果について次のように記述しています。

「 赤ワインに含まれるポリフェノールがアルツハイマー病の予防に効果があることを、米ニューヨークの研究機関が明ら
  かにした。
  米国の権威ある "サイエンティフィック・アメリカン" 電子版によると、天然ポリフェノールのレスベラトロールには
  アルツハイマー型認知症と関連する物質アミロイド・ベータペチプドを減少させる効果があるという。
  アルツハイマー型認知症は、アミロイド・ベータペチプドが脳に凝集することで発症するとされている。」

レスベラトロールとガン

レスベラトロールは、ガンを予防し、いろいろな種類のガンの各ステージの進行を抑える働きが確認された最初の天然物
質です。

従来の抗ガン剤を使用した化学療法にレスベラトロールを併用すると抗ガン剤の効果を加速させることが可能です。
[1-3]*

様々な研究論文が公開されてレスベラトロールの研究者が増えことでここ3年間研究報告は急増しています。
レスベラトロールは、ガン細胞から男性のヒトアンドロゲン受容体(hRA)、女性のヒトエストロゲン受容体α(hERα)など
の遺伝子を守る抗アンドロゲン様活性、抗エストロゲン様活性作用がありガンの発生、増殖、転移を抑止する働きをしま
す。[4-7]*

最新研究で、レスベラトロールが今までの常識では考えられない方法でガン細胞を死滅させる働きが明らかになってきま
した。[1]*

それはガン抑制遺伝子p53の有無に関わらずレスベラトロールがガン細胞を死滅させる [8]* 、ガン細胞のヒトエストロ
ゲン受容体α(hERα)遺伝子が陽性、陰性に関わらずレスベラトロールがガン細胞を死滅させるというのです。[5.9]*

そして従来の抗ガン剤による化学療法にレスベラトロールを併用することで抗ガン剤の効果を増大させるというレスベラ
トロールの能力が明らかになってきました。

例えば、ビタミンD3を乳がん細胞の成長を妨げるステロイドに変換したり、ノートルダム大学の研究者によれば、レス
ベラトロールがビタミンDの効果を増大させるというのです。[10]*

また他の研究では、抗ガン剤の効きにくい薬物抵抗性をもつ悪性リンパ腫などの非ホジキンリンパ腫ガン細胞でもレスベ
ラトロールの併用で抗ガン剤の効き目を増大できるというのです。[1]*

オーストリアの研究者たちは、レスベラトロールがガン細胞が骨へ転移しようとするのを30〜71%減少させたという詳細
な調査を行いデータを公開しました。

特に、すい臓ガン、乳がん、および腎臓ガンの場合には非常に好い結果が得られたそうです。
前立腺ガンと直腸ガンの場合は効果は小さく、前者ほどの好結果は得られなかったようです。[11]*

西洋風の食生活で現代人が過剰摂取することの多いリノール酸はガン細胞を成長させるといわれています。
レスベラトロールは、リノール酸のその働きを抑えます: 特にリノール酸は、ホルモン様物質アラキドン(例えばプロスタ
グランジンE2とロイコトリエンB4など)に変換されるとガン細胞を刺激して成長させるプロセスを促進します。

西洋風の食生活は、リノール酸以外の化学物質を摂るとか、他の要因はなくても人間を含めて齧歯(げっし)類動物に大腸
ガンを引き起こす原因になることが明らかになっています。[12]*

日本で行われている研究では、レスベラトロールを簡単に摂ることができるレスベラトロールサプリメントを定量摂取で
、乳ガン細胞の成長を抑えたり、食生活で過剰に摂取されるリノール酸がガン細胞を成長させるプロセスを止めることが
示されています。[13]*

レスベラトロールはいろいろな種類のガン予防と治療に使用できます。
レスベラトロールには抗がん剤にはない優れた働きが2つあります。

先ず1点目は、

ガン細胞と健康な細胞を区別して抗ガン作用をすることです。
化学的な抗ガン剤の投与はガン細胞にダメージを与えると同時に健康な細胞にもダメージを与えて殺しますが、レスベラ
トロールはガン細胞だけにダメージを与え健康な細胞にダメージを与えることはありません。
そればかりか逆にガンから健康な細胞を守る働きをするのです。[14,15]*

2点目は、

レスベラトロールは他の抗酸化剤のように遊離基の非活性化だけでなく、重要な酵素や遺伝子、ホルモンの働きを活性し
て、不都合な化学物質を非活性化するなど抗がん剤や他の化学物質にはない私たちの体に都合の良い優れた働きをするの
です。[16-18,1,6]*

静脈瘤、三大成人病のガン、脳卒中、急性心筋梗塞とアルツハイマーなどが気にかかっている方には、十二分にお試しい
ただく価値がありそうです。

参考資料

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[2] Pervaiz, S. Resveratrol?from the bottle to the bedside? Leuk. Lymphoma 2001;40:491-8.

[3] Ding, X.Z. et al. Resveratrol inhibits proliferation and induces apoptosis in human pancreatic cancer cells. Pancreas 2002;25:e71
-e76.
[4] Gusman, J. et al. A reappraisal of the potential chemopreventive and chemotherapeutic properties of resveratrol. Carcinogenesis
2001;22:1111-17.

[5] Lu, R. et al. Resveratrol, a natural product derived from grape, exhibits antiestrogenic activity and inhibits the growth of human
breast cancer cells. J. Cell. Physiol. 1999;179:297-304.

[6] Serrero, G. et al. Effect of resveratrol on the expression of autocrine growth modulators in human breast cancer cells.Antioxid.
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[7] Mitchell, S.H. et al. Resveratrol inhibits the expression and function of the androgen receptor in LNCaP prostate cancer cells.Cancer
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[8] Narayanan, B.A. et al. Interactive gene expression pattern in prostate cancer cells exposed to phenolic antioxidants. Life Sci.
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breast cancer cells: cell-specific alteration of the cell cycle. Biochem. Pharmacol. 2002;64:1375-86.

[10 Wietzke, J.A. et al. Phytoestrogen regulation of a vitamin D3 receptor promoter and 1.25-dihydroxyvitamin D3 actions in human
breast cancer cells. J. Steroid Biochem. Mol. Biol. 2003; 84:149-57.

[11] Ulsperger, E. et al. Resveratrol pretreatment desensitizes AHTO-7 human osteoblasts to growth stimulation in response to
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[13] Nakagawa, H. et al. Resveratrol inhibits human breast cancer cell growth and may mitigate the effect of linoleic acid, a potent
breast cancer cell stimulator. J. Cancer Res. Clin. Oncol. 2001;127:258-64.

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2003;993:276-86.

[15] Floreani, M. et al. Oral administration of trans-resveratrol to guinea pigs increases cardiac DT-diaphorase and catalase activities,
and protects isolated atria from menadione toxicity. Life Sci. 2003;72:2741-50.

[16] Ferguson, L.R. Role of plant polyphenols in genomic stability. Mut. Res. 2001;475:89-111.

[17] Casper, R.F. et al. Resveratrol has antagonist activityon the aryl hydrocarbon receptor: implications for prevention of dioxin
toxicity Mol. Pharmacol. 1999;56:784-90.

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different metastatic potentials. Int. J. Oncol. 1999;15:245-52.
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