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** フィッシュオイル ***
( オメガ−3脂肪酸 ・ EPA と DHA ) 
西欧風の食生活と生活環境に要因があると言われる心血管疾
患、心筋梗塞、高中性脂肪、高血圧、関節リウマチ、アルツ
ハイマー、記憶力低下、糖尿病、潰瘍性大腸炎、レイノー病
など生活習慣病のリスクを減らすにはオメガ-3系脂肪酸の摂
取を増やし、オメガ-6系脂肪酸の摂取を減らす必要がある。

オメガ-3脂肪酸とオメガ-6脂肪酸の摂取比率は 1 :1 が
理想的な摂取バランスであるという指摘があります。
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オメガ-3系とオメガ-6系の適正な摂取比率
米国での研究では、オメガ-3脂肪酸とオメガ-6脂肪酸の摂取比率は 1 :1 が理想的だとされています。
過去人類は、オメガ-3脂肪酸とオメガ-6脂肪酸の摂取比率 1 :1 を何百万年も続けて進化してきた歴史があれます。

近代社会では健康志向などから肉やバター、ラードなどの飽和脂肪酸から植物油の代表でもあるオメガ-6脂肪酸のリノール酸などの不飽和脂肪酸が多用されようになりました。
日本でもラード→サラダ油、バター→マーガリンへと食生活の欧米化とともにありとあらゆる形でオメガ-6脂肪酸のリノール酸が私たちの食卓に並ぶようになりました。
そのため今日私たちのオメガ-3脂肪酸を 1 とした時のオメガ-6脂肪酸の摂取比率は、 20 〜 50 、つまりオメガ-3脂肪酸の20 〜50倍のオメガ-6脂肪酸を過剰に摂取する極端にアンバランスな状態になっています。

その結果、高齢化の進行とともに、上述の心血管疾患、心筋梗塞、関節リウマチ、高中性脂肪、高血圧、アルツハイマー、記憶力減退、関節リウマチ、糖尿病、潰瘍性大腸炎、レイノー病などの生活習慣病が増加する要因になっているのではないかと言われるようになりました。 

オメガ-3系脂肪酸 ・ 各成分の働き
DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)は
  @ イワシ、ニシン、サパ、サケなどの青魚に多く含まれるオメガ-3系脂肪酸
  A 亜麻仁油、月見草油、シソ油、緑黄色野菜などの植物オイルが含んでいるαリノレン酸が体内で変換されて生成される
    オメガ-3 系脂肪酸
などに含まれます。

常温でサラサラした酸化しやすい液体油でオメガ-3系の不飽和脂肪酸です。
細胞膜の構成成分リン脂質に使用されますので、細胞の生成とその働きに欠かせない栄養素です。
全身の細胞に存在し、脳や神経系統、心臓、眼などには特に多量に分布し、脳神経細胞の情報伝達、記憶力、学習、精神活動、知性の維持、向上に寄与します。

また心血管の強化、血栓、不整脈の発生を抑え心臓発作を予防したり、視力回復、またコレステロール値を正常に保つ働きをします。一方アトピー性皮膚炎を抑えたり、アルツハイマーへの効果も認められています。

体内ではほとんど合成ができませんので、加齢とともに不足しがちな栄養素の一つです。
生活習慣病が気になる方は毎日摂取することをお勧めします。

DHAは赤ちゃんは母乳から、子供は食事で摂る必要のある成分です。
DHA不足の子供は脳と視覚の発達が遅れるといわれ、集中力が欠如して落ち着かず、注意力欠如障害を起こすリスクが高くなるといわれています。その他コレステロールを抑制する効果が認められています。

EPA(エイコサペンタエン酸)
植物油に含まれる脂肪酸です。大豆油、コーン油、綿実油、ごま油などに多く含まれます。
中性脂肪を減らして動脈硬化や高脂血症、肥満を防ぐ働きをします。
厚生省で閉塞性動脈硬化症や高脂血症の治療薬として認可しています。

アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、花粉症、喘息など)は遺伝性が強いとされていますが、リノール酸を摂りすぎる食生活も体内でアレルギー反応を起こす物質ロイコトリエンB4の産生を促しますので、アレルギー疾患発症の要因になります。EPAの摂取は、ロイコトリエンB4の体内産生を抑制しますのでアレルギー反応を抑えることができます。

   
オメガ−3−6−9脂肪酸が貢献する健康項目大綱
オメガ-3系 オメガ-6系 オメガ-9系
DHA EPA αリノレン酸 γリノレン酸 リノール酸 オレイン酸
 心機能の健康
 心血管の強化
 血栓(心筋梗塞、脳梗塞)予防
 記憶力、精神安定、知性
 脳の発達、ADHDの子供ケア
 コレステロール産生の阻止
 動脈硬化、高脂血症の予防
 動脈硬化と高脂血の治療
 産前、産中、産後のケア
 更年期障害、PMSのケア
 真皮細胞保水、肌の保湿
 湿疹、アトピーなどのケア
 視力のケア
 アルツハイマーのケア
 免疫力向上
 新陳代謝促進、体重のケア
 二日酔い、アルコール中毒

オメガ−3脂肪酸 ・ フィッシュオイルの健康項目
等 級 健 康 項 目
第1級    心 臓  うっ血性心不全
血 液  高トリグリセリド血症 ( 高中性脂肪 ) 、高血圧
皮 膚  狼瘡(ろうそう)
関 節  関節リウマチ
第2級 狭心症、不安、喘息、アテローム性動脈硬化症、双極性障害、授乳サポート、心臓不整脈、クローン病、嚢胞性線維症、うつ病、月経困難症、湿疹、てんかん、心臓発作、免疫機能や重症患者、免疫機能や術後患者、間欠性跛行、黄斑変性症、多発性硬化症、骨粗鬆症、フェニルケトン尿症、手術前と後の健康、妊娠・産後のサポート、妊娠と出生前の胎児期の成長、乾癬、レイノー病、統合失調症、鎌状赤血球貧血、虫歯、潰瘍性大腸炎  
その他 アルツハイマー病、慢性疲労症候群、慢性閉塞性肺疾患、大腸がん、子宮内膜症、緑内障、黄斑変性症、片頭痛、変形性関節症、骨粗鬆症、感光性、子癇前症、T型糖尿病、U型糖尿病

第1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの
第2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの
第 2級 : あるいは効果があるとされているもの
その他 : 主にハーブを使用した民間療法に使用されているもの
第 2級 : 臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの 


うっ血性心不全
慢性心不全患者に、エイコサペンタエン酸(EHA)とドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ-3脂肪酸を含む魚油を平均4年間与える二重盲検試験では、入院患者の死亡率減少や心血管の症状改善など多少の効果が確認されました。
試験は、EHAとDHAの混合物を1日あたり850〜882g与えて行われました。*1

その他のEHAとDHAの混合物を与える二重盲検試験で、心機能が改善され、拡張型心筋症が原因で心不全になった入院患者数の減少につながりました。 *2

高トリグリセリド血症( 高中性脂肪 )
脂質異常症の一つ「高トリグリセライド血症」は、トリグリセリド(中性脂肪)が多いタイプです。
EPAとDHAを含む魚油(また魚油濃縮物)を摂取すると、トリグリセリド(中性脂肪)を減らして「高トリグリセリド血症」
を改善することが、非常に多くの二重盲検試験で証明されています。*3

研究で使用されたオメガ-3脂肪酸の摂取量は、1日あたり3,000mgです。
オメガ-3脂肪酸を含む魚油サプリメントにどのぐらいの量のEPAやDHAが含まれ、オメガ-3脂肪酸を3,000mg摂るにはどうしたらいいのか計算してみましょう。
例えば、市場に出回っている魚油1,000mgサプリメントで確認してみると、魚油1,000mg中のEPAは180mg、DHAは120mgで、全オメガ-3脂肪酸量は300mgです。
この場合10カプセルでオメガ-3脂肪酸が3,000mg摂れることになります。

アマニ油(フラックスシードオイル)などに含まれるオメガ-3脂肪酸は、研究報告では中性脂肪値を下げる効果はないそうです。ですから「高トリグリセリド血症」の改善目的で使用することはできません。

タラの肝油、オメガ-3脂肪酸の他のオメガ-3脂肪酸源でも中性脂肪値を下げる効果のあるものがあります。*4
タラの肝油は、これまで述べた魚油濃縮物より安価で、ビタミンAやビタミンDが比較的大量に含まれるために摂りすぎると副作用の心配があります。

魚油の代わりにタラの肝油を利用したい人は、医師に相談してみてください。
魚油およびタラの肝油の含むオメガ-3脂肪酸は、血液中のトリグリセリド(中性脂肪)を減らして心臓病のリスクを下げます。*5

しかし市場の魚油やタラの肝油には、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)レベルを上げるものもありますから不明のときには一度医師にご相談ください。

例えば、ニンニク抽出物900mgを魚油に添加したものを使用した研究で、トリグリセリド(中性脂肪)が減らす効果は高いが、LDLコレステロールは増えたという報告があります。*6
従って、LDLコレステロールを増やしたくなければ、ニンニクサプリメントと魚油サプリメントを一緒に摂らないようにする方がいいかも知れません。

魚油サプリメントを摂ったときに、体内に発生する活性酸素のダメージを避けるためにビタミンEなどの抗酸化サプリメントを摂る方がいいという報告もあります。*7
ビタミンEをどのくらい摂ればいいのかはっきりしませんが、必要な量はおそらく使用する魚油の量に依存することは間違いないでしょう。

1日あたり魚油6,000mgに対してビタミンE300IUを摂ることで活性酸素のダメージを予防できるという臨床試験報告があります。*8

高血圧症
魚油が含むEPAやDHAのオメガ-3脂には、高血圧の改善に役に立つことが31件の試験の分析結果で証明されています。*9
血圧降下の効果はオメガ-3脂肪酸の摂取量に依存し、臨床試験で最良の結果が得られたのは、継続摂取は不可能な1日あたり15gとか50gという量でした。

低摂取量では効果はなさそうですが、典型的な魚油1,000mgサプリメントを使用した試験では、オメガ3脂肪酸が1日あたり3,000mgを超えると有効な血圧降下が得られたそうです。

二重盲検試験では、EPAまたは魚油サプリメントより、DHAサプリメントの方が血圧降下の効果は大きいようです。*10
ということで高血圧の改善目的には、多量摂取が必要なEPAよりDHAサプリメントの方が良さそうです。

狼瘡(ろうそう)
EPAとDHAなどのオメガ-3脂肪酸を含む魚油は抗炎症作用をもちます。
動物試験では、EPAとDHAの補充で自己免疫性狼瘡を予防できました。 *11

人への試験は、12週間毎日低脂肪食と魚油20gを摂る二重盲検試験が行われており、全身性紅斑性狼瘡の17人中14人に改善効果がありました。*12
サプリメントで魚油10〜15gを与える *13 あるいは魚油10gでEPAおよびDHAを与える *14 試験でも全身性紅斑性狼瘡の症状改善効果がありました。

このように大量の魚油を摂りたいと考えておられる方は、まず医師にご相談ください。

関節リウマチ
多くの二重盲検試験で、オメガ-3脂肪酸EPAとDHAを含む魚油が、関節リウマチの症状をある程度緩和することが証明されています。* 15、16、17、18、19、20、21
その効果は、魚油の抗炎症作用によるものです。*22

研究者は、オメガ-3脂肪酸EPAとDHA3g(3,000mg)が含まれた魚油10g(10,000g)の摂取を推奨しています。
効果がでるまで3ヶ月位かかります。
二重盲検試験でアマニ油は、関節リウマチにはあまり効果がないと報告されています。*23

参考資料
*1. Gissi-HF Investigators. Effect of n-3 polyunsaturated fatty acids in patients with chronic heart failure (the GISSI-HF trial):
arandomised, double-blind, placebo-controlled trial. Lancet 2008;372:1223-30.

*2. Nodari S, Triggiani M, Campia U, et al. Effects of n-3 polyunsaturated fatty acids on left ventricular function and functionalcapacity
in patients with dilated cardiomyopathy. J Am Coll Cardiol 2011;57:870-9.

*3. Prichard BN, Smith CCT, Ling KLE, Betteridge DJ. Fish oils and cardiovascular disease. BMJ 1995;310:819-20 [editorial/review].

*4. Von Schacky C, Fischer S, Weber PC. Long-term effects of dietary marine omega-3 fatty acids upon plasma and cellular lipids,
platelet function, and eicosanoid formation in humans. J Clin Invest 1985;76:1626-31.

*5. Leaf A, Weber PC. Cardiovascular effects of n-3 fatty acids. N Engl J Med 1988;318:549-57.

*6. Adler AJ, Holub BJ. Effect of garlic and fish-oil supplementation on serum lipid and lipoprotein concentrations in
hypercholesterolemic men. Am J Clin Nutr 1997;65:445-50.

*7. Haglund O, Luostarinen R, Wallin R, et al. The effects of fish oil on triglycerides, cholesterol, fibrinogen and malondialdehyde
inhumans supplemented with vitamin E. J Nutr 1991;121:165-9.

*8. Oostenbrug GS, Mensink RP, Hornstra G. A moderate in vivo vitamin E supplement counteracts the fish-oil-induced increasein in
vitro oxidation of human low-density lipoproteins. Am J Clin Nutr 1993;57:827S.

*9. Morris MC, Sacks F, Rosner B. Does fish oil lower blood pressure- A meta-analysis of controlled trials. Circulation 1993;88:523-33.

*10. Mori TA, Bao DQ, Burke V, et al. Docosahexaenoic acid but not eicosapentaenoic acid lowers ambulatory blood pressureandheart
rate in humans. Hypertension 1999;34:253-60.

*11. Kelley VE, Ferretti A, Izui S, Strom TB. A fish oil diet rich in eicosapentaenoic acid reduces cyclooxygenase
metabolites,andsuppresses lupus in MRL-1pr mice. J Immunol 1985;134:2914-9.

*12. Walton AJE, Snaith ML, Locniskar M, et al. Dietary fish oil and the severity of symptoms in patients with systemic
lupuserythematosus. Ann Rheum Dis 1991;50:463-6.

*13. Westberg G, Tarkowski A. Effect of MaxEPA in patients with SLE. Scand J Rheumatology 1990;19:137-43.

*14. Wright SA, O'Prey FM, McHenry MT, et al. A randomised interventional trial of omega-3-polyunsaturated fatty acids on
endothelial function and disease activity in systemic lupus erythematosus. Ann Rheum Dis 2008;67:841-8.

*15. Kremer JM, Jubiz W, Michalek A, et al. Fish-oil fatty acid supplementation in active rheumatoid arthritis. Ann Int Med
1987;106(4):497-503.

*16. Kremer JM, Lawrence DA, Jubiz W, et al. Dietary fish oil and olive oil supplementation in patients with rheumatoid
arthritis.Arthrit Rheum 1990;33(6):810-20.

*17. Geusens P, Wouters C, Nijs J, et al. Long-term effect of omega-3 fatty acid supplementation in active rheumatoid arthritis.
Arthrit Rheum 1994;37:824-9.

*18. Van der Tempel H, Tulleken JE, Limburg PC, et al. Effects of fish oil supplementation in rheumatoid arthritis. Ann Rheum Dis
1990;49:76-80.

*19. Cleland LG, French JK, Betts WH, et al. Clinical and biochemical effects of dietary fish oil supplements in rheumatoid arthritis. J
Rheumatol 1988;15(10):1471-5.

*20. Kremer JM, Lawrence DA, Petrillow GF, et al. Effects of high-dose fish oil on rheumatoid arthritis after stopping
nonsteroidalantiinflammatory drugs. Arthritis Rheum 1995;38:1107-14.

*21. Galarraga B, Ho M, Youssef HM, Hill A, McMahon H, Hall C, et al. Cod liver oil (n-3 fatty acids) as an non-steroidal
anti-inflammatory drug sparing agent in rheumatoid arthritis. Rheumatology 2008;47:665-9.

*22. Lee TH, Hoover RL, Williams JD, et al. Effect of dietary enrichment with eicosapentaenoic and docosahexaenoic acids on invitro
neutrophil and monocyte leukotriene generation and neutrophil function. N Engl J Med 1985;312(19):1217-24.

*23. Nordstrom DC, Honkanen VE, Nasu Y, et al. Alpha-linolenic acid in the treatment of rheumatoid arthritis. A double-blind,
placebo-controlled and randomized study: flaxseed vs. safflower seed. Rheumatol Int 1995;14:231-4.










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