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** オリゴメリックプロアントシアニジン ( OPC ) ** | |||||||||||||||||||||||||
( 低分子プロアントシアニジン ) | |||||||||||||||||||||||||
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オリゴメリック・プロアントシアニジン ( OPC ) は、低分子で体 内吸収率は95%です。 静脈不全、静脈瘤、網膜障害の原因になる毛細血管の弾力性欠如 と透過性大 ( 漏れ ) の改善をサポートします。 毛細血管の弾力性やハリ、透過性を適正にして血行を改善します。 またオリゴメリック・プロアントシアニジン ( OPC ) は、 メラニン色素をつくる酵素チロシナーゼの働きを抑えるは たらきで美白作用もサポートします。 |
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パインバーク バビショウ(馬尾松) エキス 60錠 |
OPC・グレープシード エキス300mg 60ベジカプセル |
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ピクノジェノール 30mg60ベジカプセル |
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★フレンチ・パラドックス | |||||||||||||||||||||||||
フランス人の動物性脂肪の摂取量はアメリカ人の3倍だそうです。 常識では当然コレステロール値が高くなって動脈硬化や心臓疾患の発症率が高くなりそうですが、実際はフランス人の心 臓疾患の発症率はアメリカ人の1/3なのだそうです。 これは何か秘密がありそうだとフレンチ・パラドックスと呼ばれ各国の研究者がその解明に取り組みました。 過去ブドウの種や皮の成分の研究から赤ワインに含まれるポリフェノールが血管や心臓の病気を予防するということから 世界中でワインブームが起こりました。 日本人は1人あたり平均で年間1リットルなのに、フランス人は1人あたり年間63リットル(一日平均200ml)のワ インを飲むそうです。 動脈硬化は血液中のLDL(低比重リポ蛋白)・悪玉コレステロールが酸化されることによって起こるのですが、赤ワイン に含まれるポリフェノールがこのLDLの酸化を抑えることが明らかにされています。 ブドウのポリフェノールの中でブドウ種のOPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン)は、フレンチパラドックスの キーになる物質の一つだとされています。 ヨーロッパでは血管を健康にする物質として、1950年代から研究され、現在では静脈不全や静脈瘤、網膜障害などの 血管治療薬にも使われています。 |
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★OPC(オリゴメリック・プロアントシアニジン) | |||||||||||||||||||||||||
現在ポリフェノール市場でグレープシート、ピクノジェノール、バビショウ(馬尾松)樹皮エキス、緑茶などが主流にな っています。 OPCの発見者ジャック・マスケリエ博士は、ぶどうの種とフランス海洋松樹皮( ピクノジェノール )からプロアントシア ニジンをつくりました。プロアントシアニジンはヨーロッパで40年以上の実績があり、安全性と有効性については多く の学者、科学者によって臨床試験が行われてきました。 OPC( オリゴメリック・プロアントシアニジン )のオリゴメリックとは"低重合、低分子"を意味し、その名のとおり分子量 が小さいことから体内吸収率は95%を誇ります。緑茶のカテキンの体内吸収率は5%程度であり、それに比べればその吸 収率がいかに高いかお解かりいただけるでしょう。 吸収率が高いことは優れた抗酸化作用をもつことにもつながっています。 日本では血管の強化と美白効果で注目されています。 OPCは、からだの組織をつくる重要な二つのタンパク質エラスチンの伸縮性維持とコラーゲン合成を助けます。 エラスチンはコラーゲンと血管をつくり、繊維状のコラーゲンが網の目で交差する部分を結びつけて血管の弾力性やハリ を維持しています。エラスチンの伸縮性によってコラーゲンの網の目が伸び縮みできることが血管の弾力性を生むことに なります。 またOPCには、メラニン色素をつくる酵素チロシナーゼのはたらきを抑え、美白効果があり、さらに明るいものを見てか ら暗いものを見るあるいは逆のときの目の応答を良くする働きをします。 OPCは、米国特許です。 |
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★OPCの試験と研究 | |||||||||||||||||||||||||
グレープシードエキスの有効成分は、プロアントシアニジン、オリゴメリックプロアントシアニジン ( OPC )、プロシア ニドリックオリゴマーズ ( PCOs ) などいろいろな呼び名があります。 OPCには、抗酸化作用と体の器官、関節、血管および筋肉.組織つくる二つの重要なタンパク質エラスチンの伸縮性とコラ ーゲンの合成を助ける重要な働きがあります。*1, 2 二重盲検試験研究で、美容整形手術後の血管の弾性とキズに対するOPCの修復効果の確認が行われ、術後の浮腫 ( 血液中 の体液が血管外に濾出するなどして、血管外皮下組織に水分が過剰にたまった状態のむくみ ) の回復を11.4〜15. 8日間短縮する効果があると報告されています。*3 OPCに抗突然変異誘発作用 ( 染色体の突然変異を防ぐ作用、抗がん作用 ) があるという実験報告があります。 *4 1日あたりOPC 100mgを摂取した二重盲検試験研究が行われ、毛細血管を強化する効果があることが報告されています。 *5 その他フランスで行われた二重盲検試験研究では、1日あたりOPC 150mgの摂取で、女性の慢性静脈不全の症状が改 善したという報告がされています。*6 さらに他のフランスの二重盲検試験研究では、OPC 100mgを1日3回摂取することで慢性静脈不全の症状が4週間位 で改善されたという報告がされています。 *7 5週間の間1日あたりOPC 200mgの摂取を続けた健康なボランティアの視力( 薄暗い闇の中の視力とギラギラ明るい ものを見た後の視力の回復)の機能改善が確認されたと報告されています。*8, 9 高濃度のOPC製品が、喫煙による異常な血液凝固( 血液がドロドロの状態 )を防いだり、血液をサラサラにする効果が確認 されています。 *10 |
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★どんなものに含まれているか | |||||||||||||||||||||||||
OPCは、植物に共通して含まれている成分です。特に松の樹皮、ぶどうの種子、およびぶどうの皮などに豊富です。 その他、ビルベリー、クランベリー、干し黒ぶどう、緑茶、紅茶などにも含まれています。 OPCエキスは、単独あるいは他の成分と混合してカプセルや錠剤のサプリメントとして販売されています。 |
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★OPCの健康項目 | |||||||||||||||||||||||||
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★OPCの摂取不足 | |||||||||||||||||||||||||
OPCやフラボノイド類は、不足しても見かけ上欠乏状態を起こさないことから必須栄養素にはされていません。 しかしOPCやフラボノイド類の摂取不足はコラーゲンとエラスチンの健康な状態を損なう原因になります。 |
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★OPCの推奨されている摂取量 | |||||||||||||||||||||||||
抗酸化作用を生かすOPCの摂取量は、1日あたり50〜100mgが推奨されています。 現在のところ最適摂取量についての明確な定義はありません。 |
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★安全性 | |||||||||||||||||||||||||
もともと天然抽出物のポリフェノールですから健康被害や副作用の報告は皆無で、全く安全な成分です。 水溶性なので体が必要としない分は、汗や尿として排泄されます。 |
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★他の医薬品との相互作用 | |||||||||||||||||||||||||
現時点でグレープシードエキスと他の医薬品との相互作用の報告はありません。 |
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参考資料 | |||||||||||||||||||||||||
*1. Mitcheva M, Astroug H, Drenska D, et al. Biochemical and morphological studies on the effects of anthocyans and vitamin E on carbon tetrachloride induced liver injury. Cell Mol Bio 1993;39:443-8. *2. Maffei F, Carini M, Aldini G, et al. Free radical scavenging action and anti-enzyme activities of procyanidines from Vitis vinifera. A mechanism for their capillary protective action. Arzneimittelforschung 1994;44:592-601. *3. Baroch J. Effect of Endotelon in postoperative edema. Results of a double-blind study versus placebo in 32 female patients Ann Chir Polast Esthet 1984;29:393-5 [in French]. *4. Liviero L, Puglisis E. Antimutagenic activity of procyanidins from vitis vinfera. Fitother 1994;65:203-9. *5. Dartenuc JY, Marache P, Choussat H. Resistance Capillaire en Geriatrie Etude d’un Microangioprotecteur. Bordeaux Medical 1980;13:903-7 [i French]. *6. Delacroix P. Etude en Double Avengle de l’Endotelon dans l’Insuffisance Veineuse Chronique. Therapeutique, la Revue de Medicine 1981;27?28 Sept:1793-802 [in French]. *7. Thebaut JF, Thebaut P, Vin F. Study of Endotelon in functional anifestations of peripheral venous insufficiency. Gazette Medicale 1985;92:96-100 [in French]. *8. Corbe C, Boissin JP, Siou A. Light vision and chorioretinal circulation. Study of the effect of procyanidalic oligomers. J Fr Ophtalmo l 1988;11:453-60. *9. Boissin JP, Corbe C, Siou A. Chorioretinal circulation and dazzling; use of procyanidolic oligomers. Bull Soc Ophtalmol Fr 1988;88:173-4, 177-9 [in French]. *10. Puetter M, Grotemeyer KHM, Wuerthwein G, et al. Inhibition of smoking-induced platelet aggregation by aspirin and pycnogenol.Thromb Res 1999;95:155-61. |
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