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** ミルクシスル( オオアザミ、マリアアザミ ) ** | ||||||||||||||||||
| 学名 : Silybum marianum 分類 : キク科 和名 : オオアザミ |
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| 標準容量ミルクシスル | |||||||||||||||||||
| シリマリンは、肝臓、胆嚢、脾臓の機能を活性し、代謝を活発にします。 運動不足による肝機能低下や飲酒などが原因の肝機能障害が心配な方に80%シリマリンを含むミルクシスル種エキスをお薦めします。 肝臓を健康にして肝機能を活性し、肝臓自身、その他の臓器に溜まった内臓脂肪を消滅させますので減量にも有効です。 アルコール性肝障害、薬剤性肝障害、脂肪肝、慢性肝炎、C型ウイルス性肝炎(C型肝炎)、B型ウイルス性肝炎、肝硬変その他虚血性肝疾患、胆汁排泄疾患、糖尿病で併発した肝炎などに有効な働きをすることが2000例以上に及ぶ臨床試験で証明されています。 |
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| 高容量ミルクシスル | |||||||||||||||||||
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| ☆ | 概要 | ||||||||||||||||||
| 現在日本では食生活の欧米化による飽食と生活リズムの乱れ、運動不足、メタボリックシンドローム、肥満、アルコール消費量の増加、糖尿病などが原因と考えられる肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝が4人に1人の割合になったといわれ問題視されています。 脂肪肝は年代では30〜70代に多く、男性は40歳前後、女性は40代以降の中高年、全体では男性に多く発生しています。 アルコール性の脂肪肝(アルコール性肝障害)の場合、放っておくと肝硬変に進むこともあります。 脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変など肝疾患が心配な方にドイツでは医用としても使用されている80%シリマリンを含むミルクシスル種エキスをお薦めします。 |
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| ☆ | 産地 | ||||||||||||||||||
| ミルクシスルは南ヨーロッパや北アフリカの地中海沿岸が原産のキク科の2年草です。 背丈は1〜2m。名前ほどその姿は清楚ではなくて葉は大きく光沢があり強いトゲがあります。 花は淡紅紫色で直径は10cmにもなります。 ミルクシスルにはシリマリン(シリビニン、シリヂアニン、シリクリスチン)、ビタミンE(トコフェロール)と約90%の脂肪酸が含まれています。 ミルクアザミやマリアアザミの名の由来は、その葉にある美しい乳白色の斑点にあります。 聖母マリアの母乳がマリアアザミの葉の上にこぼれて斑点になった・・・。 聖母マリアに捧げるミルクを運んでいた娘に、マリアアザミのとげが刺さり、その痛みに思わずミルクを葉にこぼしてそれが斑点になった・・・。 などのいいい伝えがあります。 |
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| ☆ | 研究論文によるミルクシスルの推奨される用途 | ||||||||||||||||||
| 等 級 | 用 途 | ||||||||||||||||||
| 第1級 | アルコール性肝障害 |
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| 第2級 | 慢性肝炎、C型ウイルス性肝炎(C型肝炎)、肝硬変 B型ウイルス性肝炎 |
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| その他 | 胆石 |
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| 第 1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの 第 2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの あるいは効果があるとされているもの その他 : 主にハーブを使用した民間療法に使用されているもの 臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの |
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| ☆ | ミルクシスルの民間療法とシリマリンの発見 | ||||||||||||||||||
| ヨーロッパでミルクシスル全草ハーブは2000年以上前から使用されています。 17世紀にハーバリスト・薬剤師のニコラス・カルペパーにより、肝臓と脾臓、黄疸治療にミルクシスル全草ハーブが使用され、その後肝硬変の腹水症、鬱血性心不全、腎臓病、慢性肝炎などの治療や母乳の出を良くするハーブとして民間療法で使用されてきました。 20世紀に入りドイツやイタリアの医師や薬理学者によってミルクシスル研究が本格化して、1968年ドイツの天然素材メーカーマドゥス社よりシリマリン肝臓薬「Legalon」が発売されました。マドゥス社のものを始めとしてシリマリンに関する研究成果は特許出願されています。 ミルクシスル全草ハーブについても肝臓、脾臓(ひぞう)、腎臓充血治療などの伝統療法の効果がドイツEモノグラフ委員会により認められています。 |
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| ☆ | シリマリン | ||||||||||||||||||
| 毛におおわれ黒光沢のその種子の抽出成分には肝臓を保護するシリマリンと呼ばれる抗酸化作用をもつフラボノイド類シリビニン、シリヂアニン、シリクリスチンなどの混合物が含まれています。3成分の中でもシリビニンが最も活性でシリマリン的な働きに影響を与えています。*1 薬用には種を乾燥させ粉砕しパウダー状にしてカプセルに入れたり、アルコールやグリセリンで抽出したエキスの形で使用されます。医薬品でも使用されています。*2 ミルクシスル種エキスは、肝細胞へ有害物が侵食しようとするのを阻止し、一旦肝細胞に侵入した有害物の消去を助けて肝細胞を守ります。*3 *4 他のビオフラボノイド類などのようにシリマリンは強力な抗酸化剤であり *5 、肝細胞の有害物除去を助けて肝細胞のダメージを修復し再生させます。*6 最新研究では、シリマリンがアルコール中毒や肝炎などで肝臓が炎症を起こした状態から肝硬変に移行する最終段階の繊維症への進行を抑える働きが明らかにされています。*7 ミルクシスルエキスの最大の効果は、飲酒による肝臓のダメージを和らげてくれることです。 偽薬を混ぜた二重盲検試験による臨床試験で、飲酒を中止してミルクシスルエキスを摂取すると再び肝臓の状態が健康に戻ることが確認されています。*8 *9 臨床試験の中には、シリマリンが肝硬変を和らげて患者さんが健康な生活を取り戻したり、延命効果を与えることが報告されています。*10 *11 しかし臨床試験の中には、シリマリンが肝硬変を和らげる効果は確認されなったという報告もあります。*12 ミルクシスルエキスは胆汁分泌を促して、胆石を予防するのではないかという臨床報告があります。*13 この件に関しては、多くの臨床試験で確立を高める必要がありそうです。 ミルクシスルエキスが、精神分裂症や精神病の治療に使用される医薬品の副作用を和らげるという報告があります。*14 しかしアルツハイマーの初期段階の治療に使用されるコグネックス(塩酸タクリン)の副作用は抑えられなかったと報告されています。 *15 |
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| ☆ | 使用方法 | ||||||||||||||||||
| 臨床試験結果からアルコール性肝機能障害、肝炎などの改善には80%シリマリンを含むミルクシスルエキスを1日あたり420〜600mg摂取することを推奨します。症状改善は摂取後約8〜12週間位で現れます。 慢性肝炎などの場合は、長期療法の一環としてお使いください。 嗜好品として12〜15 gのミルクシスル種を乾燥させてティーで飲んだり、食べる方法も行われているようですが、残念ながら肝機能改善には結びつきません。 |
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| ☆ | 安全性 | ||||||||||||||||||
| シリマリンエキスは、安全性が高く副作用がないので妊娠中、母乳授乳中の人にも安心して使用できます。 実際妊娠中の胆嚢機能低下で起こるかゆみ止めに使用することができます。*17 シリマリンが肝臓と胆嚢活動を活発にすることから、軽い下痢が起こる場合がありますが、もしそういう症状が起こっても数日で直ります。 57歳のオーストラリア女性の唯一ケースでは、シリマリンエキスを摂った後に吐き気、腹痛、嘔吐などが起こったという報告があります。*18 しかし、この件は非常に稀れな例であることから、オーストラリアの医薬品副作用諮問委員会では、使用された製品に原因になる他のハーブや添加物が含まれていたためではないかと疑問視しています。 |
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| ☆ | 他の医薬品との相互作用 | ||||||||||||||||||
| 他の医薬品と同時服用されると他の薬の効果を無効にしてしまう可能性がありますので同時服用は避けてください。 他の医薬品を服用される場合は時間を空けてお飲みになってください。 |
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| ☆ | 参考資料 | ||||||||||||||||||
| *1. Hikino H, Kiso Y, Wagner H, Fiebig M. Antihepatotoxic actions of flavonolignans
from Silybum marianum fruits. Planta Medica 1984;50:248-50. *2. Wagner H, Horhammer L, Munster R. The chemistry of silymarin (silybin), the active principle of the fruits of Silybum marianum (L.) Gaertn. Arzneim-Forsch Drug Res 1968;18:688-96. *3. Faulstich H, Jahn W, Wieland T. Silibinin inhibition of amatoxin uptake in the perfused rat liver. Arzneim-Forsch Drug Res 1980;30:452-4. *4. Tuchweber B, Sieck R, Trost W. Prevention by silibinin of phalloidin induced hepatotoxicity. Toxicol Appl Pharmacol 1979;51:265-75. *5. Feher J, Lang I, Deak G, et al. Free radicals in tissue damage in liver diseases and therapeutic approach. Tokai J Exp Clin Med 1986;11:121-34. *6. Sonnenbichler J, Zetl I. Stimulating influence of a flavonolignan derivative on proliferation, RNA synthesis and protein synthesis in liver cells. In Assessment and Management of Hepatobiliary Disease, ed. L Okolicsanyi, G Csomos, G Crepaldi. Berlin: Springer-Verlag, 1987, 265-72. *7. Schuppan D, Str?sser W, Burkard G, Walosek G. Legalon? lessens fibrosing activity in patients with chronic liver diseases. Zeits Allgemeinmed 1998;74:577-84. *8. Salmi HA, Sama S. Effect of silymarin on chemical, functional and morphological alterations of the liver. Scand J Gastroenterol 1982;17:517-21. *9. Leng-Peschlow E. Alcohol-related liver diseases-use of Legalon?. Z Klin Med 1994;2:22-7. *10. Ferenci P, Dragosics B, Dittrich H, et al. Randomized controlled trial of silymarin treatment in patients with cirrhosis of the liver. J Hepatol 1989;9:105-13. *11. Velussi M, Cernogoi AM, De Monte A, et al. Long-term (12 months) treatment with an antioxidant drug (silymarin) is effective on hyperinsulinemia, exogenous insulin need and malondialdehyde levels in cirrhotic diabetic patients. J Hepatology 1997;26:871-9. *12. Pares A, Plancs R, Torres M, et al. Effects of silymarin in alcoholic patients with cirrhosis of the liver: results of a controlled, double-blind, randomized and multicenter trial. J Hepatol 1998;28:615-21. *13. Nassuato G, Iemmolo RM, Strazzabosco M, et al. Effect of silibinin on biliary lipid composition. Experimental and clinical study. J Hepatol 1991;12:290-5. *14. Palasciano G, Portinascasa P, Palmieri V, et al. The effect of silymarin on plasma levels of malondialdehyde in patients receiving long-term treatment with psychotropic drugs. Curr Ther Res 1994;S5:S37-45. *15. Allain H, Sch?ck S, Lebreton S, et al. Aminotransferase levels and silymarin in de novo tacrine-treated patients with Alzheimer's disease. Dementia Geriatr Cogn Disorders 1999;10:181-5. *16. Brown DJ. Herbal Prescriptions for Better Health. Rocklin, CA: Prima Publishing, 1996, 151-8. *17. Reyes H. The spectrum of liver and gastrointestinal disease seen in cholestasis of pregnancy. Gastroert Clin N Am 1992;21:905-21. *18. Adverse Drug Reactions Advisory Committee. An adverse reaction to the herbal medication milk thistle (Silybum marianum). MJA 1999;170:218-9. |
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