** シナモンバルク **********
   学名 :Cinnamomum zeylanicum
   分類 : クスノキ科  和名 : セイロンニッケイ
上品な甘味と独特の甘い香りのティーです。
血糖値改善、スパイスとしてご利用の場合にはコーヒー、チャイ、ジ
ュースに入れたり、パン、トーストに振りかけたり、カレー、かぼち
ゃ料理などに入れてお使いいただけます。
    
シナモンパウダー 有機シナモンティー
シナモンパウダー
  

生育場所と使用部分

シナモンの木はスリランカ原産で、現在はインド、中国、マダガスカル、ブラジル、およびカリブ海沿岸など世界中のい
ろいろな熱帯気候の地域で自生しています。
洋菓子や和菓子、パン、お香などに使用されていますから、シナモンの上品な甘味と独特の甘い香りをご存知でない方は
おられないと思います。
シナモンバルクはシナモン樹皮の内皮からつくられて、オイル、パウダー、スティックなどのスタイルがあります。
  

ハーブ民間療法、臨床試験報告によるシナモンの健康項目
等 級 健 康 項 目
その他     疝痛、消化不良と胸やけ、ひどい月経痛、食欲不振、イースト感染、血糖値
第1級第 1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの
第1級第 2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの
第1級
第 2級 : あるいは効果があるとされているもの
第1級その他  : 主にハーブを使用した民間療法に使用されているもの
第1級
第 2級 : 臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの 

シナモンの伝統療法

シナモンは4,000年前の中国古書に登場するほど昔から使用されている長い伝統のある生薬です。
いろいろな国でシナモンは、下痢、リウマチ、月経困難などさまざまな治療目的で使用されてきました。 *1

シナモンの活性成分

シナモンの薬効は精油の中に含まれるさまざまなテルペノイドのはたらきによるといわれています。
これらの成分の中で重要なものは、オイゲノールとシナマルジハイドなどです。
シナマルジハイドとシナモンオイルの揮発成分が強力な抗真菌性作用を発揮するといわれています。 *2

カンディダと呼ばれる菌類かイーストによって引き起こされる口頭ガコウソウや口頭カンジダ心内膜炎などの病状のある
エイズ患者に対して行われた臨床試験でシナモンオイルを局部的に塗布することで病状が改善されることが確認されまし
た。*3

またシナモンに抗菌作用があることが確認されています。*4
シナモンの精油中に含まれるジテルペンネスル( diterpenes )には、抗アレルギー作用が確認されています。*5
さらにシナモンの水溶エキスには、潰瘍を和らげる効果があるといわれています。*6

また試験管研究と臨床試験でシナモンがインスリンの作用を高める効果が確認されています。*7

( "シナモンがU型糖尿病患者を救う。コレステロール値も改善!"  2003年2003年12月5日付米国のニュース

メリーランド州にある米国農務省の人間栄養中央研究所のリチャード・アンダーソンの研究で、シナモンを摂ると糖尿病
患者の血糖値が下がることが確認されました。

その後アンダーソン研究室のアラムカーンによって、U型糖尿患者60人にシナモンパウダー500mg入りのカプセルを
1日あたり2個 1g、6個 3g、12個 6g与えて効果を確認する試験が行なわれました。

40日後の結果は、血糖値が20%下がったり、中には正常値まで下がったり、コレステロール値と中性脂肪値が改善され
たことが確認されました。 )

摂取方法

ドイツのE委員会は1日あたり小さじ1/2〜3/4杯(2〜4g)のシナモンパフウダーを摂ることを推奨しています。*8
小さじ1/2杯(2〜3g)のシナモンパフウダーに熱湯を注いで10〜15分待って、冷やしてから飲みます。

精油を用いる場合は、一度に数滴以上を使用したティーはつくらないようにします。つくったものは数日間以内に飲んで
ください。
チンキの場合は、小さじ1/2杯(2〜3ml)を1日3回に分けて摂ります。

安全性

シナモンを摂ることで気管支収縮や吹き出物、発疹が出る人がいます。*9
ですから心配な人は、最初少量を使ってみてアレルギーが出ないことを確かめてから通常の使い方をされる方がいいでし
ょう。
シナモンアレルギーの人は使用しないでください。
ドイツのE委員会は、妊娠している女性がシナモンを使用することは推薦していません。*10
現時点で、シナモンと医薬品の相互作用の報告はありません。

参考資料


*1. Leung AY, Foster S. Encyclopedia of Common Natural Ingredients Used in Foods, Drugs, and Cosmetics, 2d ed. New York: John
Wiley & Sons, 1996, 168-70.

*2. Singh HB, Srivastava M, Singh AB, Srivastava AK. Cinnamon bark oil, a potent fungitoxicant against fungi causing respiratory
tract mycoses. Allergy 1995;50:995-9.

*3. Quale JM, Landman D, Zaman MM, et al. In vitro activity of Cinnamomum zeylanicum against azole resistant and sensitive
Candida species and a pilot study of cinnamon for oral candidiasis. Am J Chin Med 1996;24:103-9.

*4. Azumi S, Tanimura A, Tanamoto K. A novel inhibitor of bacterial endotoxin derived from cinnamon bark. Biochem Biophys Res
Commun 1997;234:506-10.

*5. Nagai H, Shimazawa T, Matsuura N, Koda A. Immunopharmacological studies of the aqueous extract of Cinnamomum cassia
(CCAq). I. Anti-allergic action. Jpn J Pharmacol 1982;32:813-22.

*6. Akira T, Tanaka S, Tabata M. Pharmacological studies on the antiulcerogenic activity of Chinese cinnamon. Planta Med
1986;(6):440-3.

*7. Berrio LF, Polansky MM, Anderson RA. Insulin activity: stimulatory effects of cinnamon and brewer’s yeast as influenced by
albumin. Horm Res 1992;37:225-9.

*8. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal
Medicines. Boston, MA: Integrative Medicine Communications, 1998, 110-1.

*9. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal
Medicines. Boston, MA: Integrative Medicine Communications, 1998, 110-1.

*10. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal
Medicines. Boston, MA: Integrative Medicine Communications, 1998, 110-1.







xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx