** シナモンが血糖値の健康をサポートする **** *  
シナモンティー

アメリカの研究所でU型糖尿患者60人にシナモンパウダー500mg入
りカプセルを1日あたり2粒( 1g )、6粒( 3g )、12粒( 6g )を与えてそ
の効果を確認する試験が行われました。

試験開始から40日後の検査で、1g、3g、6gグルーブ各グループの血
糖値の平均値が18〜29%の範囲で低下したことが確認されました。

同時にコレステロール値と中性脂肪値の改善効果も確認されました。

投与中止後その効果は約30日間持続することも明らかになりました。

家庭でシナモン入りのお菓子やケーキなどを食べていたのに、シナモ
ンにそんな働きがあるとは驚きです!
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シナモンがU型糖尿病患者を救う。コレステロール値も改善!  2003年12月5日付ニュース

シナモンが血中のブドウ糖(血糖)とコレステロール値を改善します。
U型糖尿病の人たちや高コレステロールと戦っている人たちに朗報です。
アンダーソン研究室の博士研究員アラムカーンは、昔から使用されているスパイスが、糖尿病の治療に役に立つのではな
いかと考えています。

研究室で行った試験で、シナモンを始め、クローブ、ローリエ、うこんなどの研究をしてパキスタンのペシャワルにある
NWFP農業大学の博士号論文を取得しています。論文は"糖尿病のケア"12月号に掲載されています。

彼は以前ウサギとネズミでの動物実験で、コロハ、カレー、マスタードの種子、およびコリアンダーなどがコレステロー
ル値を下げる効果を研究した経験からたまねぎ、にんにく、高麗人参、および亜麻仁などと同様にシナモン成分が

  ☆ブドウ糖(血糖)を代謝する
  ☆血中のコレステロールを代謝する
  ☆血管を傷つける活性酸素を中和する
  ☆毛細血管のはたらきをよくする

などにより糖尿病で起こるいろいろな症状を緩和するのではないかと予想していました。
今回アラムカーンは、パキスタンで臨床試験を行いました。
試験前に彼はシナモンが血糖値とコレステロール値を同時に下げる効果があるのではないかと推測していました。
結果はシナモンがすい臓のβ細胞を活性しインスリンの産生を増加させて、ブドウ糖(血糖)とコレステロールの代謝を促す
働きがあることが確認されました。

アラムカーンは平均年令が6〜621才の男女60人のU型糖尿病の患者に、小麦粉の入った偽薬カプセルと500mgシナモン
真薬カプセルを与えて試験を行いました。

  グループ1 -- 1日あたり 1gのシナモン ( シナモン500mg 2カプセル )
  グループ2 -- 1日あたり 3gのシナモン ( シナモン500mg 6カプセル )
  グループ3 -- 1日あたり 6gのシナモン ( シナモン500mg 12カプセル )

を与え、定期的に血液サンプルを採取しながら試験を進めました。

★血糖値の改善効果の確認
  1週間目位からシナモンの効果による血糖値に変化が現れました。

  20日後一旦シナモン摂取を中止。グループ3のメンバー全員に変化が現れ血糖値が18〜29%減少、試験はグループ
  1に血糖値の減少が起こる40日後まで続けられました。
  小麦粉を入れた偽薬カプセルを与えられたグループには血糖値の変化は起こりませんでした。

★40日後全グループの患者のコレステロール値と中性脂肪値が改善された。
  試験スタート時に比べ
  グループ1、2、3全グループの患者総コレステロール値が13〜26%減少
  グループ1を除くグループ2、3の患者の悪玉(LDL)コレステロール値が10〜24%減少
  グループ1、2、3全グループの患者の中性脂肪(トリグリセリド)値が23〜30%減少
  中でもグループ3の改善が一番顕著でした。

"シナモンスパイスが血糖値を健康にする" 2003年11月24日付ニュース 

シナモンはインド、中国、マダガスカル、ブラジルおよびカリブ海沿岸などの温暖な地方に生育する背の低い常緑の木で
す。生薬には新芽の樹皮の内側部分を乾燥して使用します。シナモン油は、樹皮と葉を蒸留して抽出します。
漢方では4,000年位前から下痢、リウマチ、月経異常、寄生虫などの治療に使用されています。

メリーランド州ベルトスビルにある米国農務省の人間栄養中央研究所のリチャード・アンダーソンの研究で、シナモンを
摂ると糖尿病患者の血糖値が下がることが確認されました。
偶然シナモンのこの素晴らしいはたらきを発見することになったアンダーソンは次のように話しています。

"我々は一般家庭の食べ物で血糖値へ影響するものを調査していました。
その中にアメリカ家庭でお気に入りのシナモンスパイスをかけたアップルパイがありました。
調査前にはシナモンが血糖値を下げることは予想していませんでした。"

ごはん、パン、果物などの糖分とでんぷんが消化されるとブドウ糖ができて腸で吸収され血中に入り体内を循環します。

血中のブドウ糖は、そのまま組織(細胞)に運ばれエネルギー源として使用されるほか、グリコーゲンという物質に姿を変
えて肝臓や筋肉に蓄えられたり、脂肪につくりかえられます。

こういったブドウ糖の流れを調節しているのが、すい臓から出されるインスリンというホルモンで、それにより血中のブ
ドウ糖(血糖)が一定に保たれているのです。

しかし何らかの原因でインスリンの出が悪くなったり、正常に作用しなくなると、エネルギー源としてブドウ糖が利用で
きなくなり、体のいたるところに異常が発生します。

糖尿病とは、血中に利用できなくなったブドウ糖が溜まった状態が続く病気です。
インスリンの産生量が不足して起こる糖尿病をT型糖尿病といいます。

(日本では、糖尿病全体の1〜3%を占めるに過ぎませんが、そのほとんどが小児です。)

インスリンを受け取る受容体が働かない(インスリン抵抗性)と、すい臓が正常にインスリンを産生してもブドウ糖がうま
く利用できなくなります。

またT型糖尿病ほど急激で顕著ではありませんが、除々にすい臓のβ細胞の働きが低下してインスリンの産生が低下する
こともあります。こういった糖尿病をU型糖尿病といいます。

U型糖尿病は遺伝的な素因に誘因 ( 過食や運動不足による肥満、飲酒、精神的なストレス、加齢など ) が加わり発症する
と考えられています。

( 日本の糖尿病患者の95〜97%がT型糖尿病で、最近は小児の患者も増えているそうです。)

25歳の見た目は健康な若者でも、肥満でほとんど運動をしない座りっぱなしの仕事をしている人たちの中の若者にもU
型糖尿病が見受けられます。

血中に多量のブドウ糖が溜まる状態が続くと、眼、腎臓、神経、他の器官に重度の障害が発生します。

シナモンに含まれる有効成分はMHCPと呼ばれる水溶性ポリフェノール化合物です。

以前から試験管テストでMHCPがインスリンのように振舞い、受容体を活性し、組織(細胞)の中でインスリンの働きを相
乗効果的に高めることが確認されていました。

アンダーソン研究室の博士研究員アラムカーンは人への効果を確認するために、パキスタンで臨床試験を行いました。

その内容はU型糖尿患者60人に食後小麦粉の入った偽薬カプセルを混ぜて、シナモンパウダー500mg入り真薬カプ
セルを1日あたり1g、3g、6g摂取する3グループに分けてシナモンの効果を比較確認しました。

結果は、シナモンパウダーを与えたグループに1週間目位から変化が現れました。
40日後、血糖値が20%下がったり、中には正常値まで血糖値が下がった患者も確認されました。

シナモン摂取を止めるとしばらくの期間血糖値が下がったままの状態を維持した後再び血糖値は少しずつ上昇しました。
そして血糖値を下げる効果以外に、コレステロール値と中性脂肪値の改善効果も確認されました。

この現象は、インスリンの働きが活性されコレステロール値や中性脂肪値が改善されたのでははないかと推測されます。

シナモンの健康項目
等 級 健 康 項 目
第2級   糖尿   U型糖尿病血糖値
その他   疝痛、胸焼け、消化不良、胃酸過多、月経過多、イースト菌感染症
第1級第 1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの
第1級第 2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの
第1級その他  : あるいは効果があるとされているもの
第1級その他  : 主にハーブを使用した民間療法に使用されているもの
第1級その他  : 臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの 

U型糖尿病患者の血糖値の改善試験

シナモンは、血液中のブドウ糖の使用効率をあげて高血糖を改善し、高血糖の予防効果があります。
試験管テストで、シナモンには、血糖値を下げる効果があると報告されています。

U型糖尿病患者に40日間1日あたり1g、3g、6gのシナモンを与える3グループに分けた二重盲検試験の結果は、偽薬グル
ープに比べてシナモングループの血糖値のレベルが下がったことが確認されています。*2

血糖値のレベルの低下は、3グループ毎の平均値は、18〜29%の範囲でした。1日あたり1gのシナモンを与えられたグル
ープの血糖値のレベルの低下の具合は、1日あたり3g、6と多めのシナモンを与えられたグループとほぼ同程度の効果だ
ったそうです。

別の二重盲検試験でも血糖値を低下させるシナモンの効果が確認されています。*3
しかし他の二つの二重盲検試験では、シナモングループが偽薬グループに比べて血糖値が下がる結果は確認できなかった
そうです。*4,5,6

これらの試験での異なる研究結果は、体重、初期血糖値やそれまでの治療薬の使用条件など均等配分を考慮しなかったグ
ループ分けが原因になった可能性があるのではないでしょうか。

疝痛

シナモンは、民間伝統療法で疝痛治療にに使用される腸内ガス緩和ハーブです。
一般にハーブ療法の専門家が、シナモンティーやシナモン浸出液を乳幼児に飲ませて疝痛治療を行います。

伝統療法で疝痛治療に使用されるガス緩和ハーブは、ノコギリソウ、ガーデンアンゼリカ、ペパーミント、シナモン、カ
ラクサケマンなどでドイツで疝痛処方薬として認可されています。*6

これらのハーブは、一般に乳幼児にティーや浸出液などでハーブ医療専門家によって与えられます。
例えば、ペパーミントティーは、メントールの香りが強く乳幼児がむせたり、咳き込んだりする心配もあり専門家が注意
しながら与える必要があります。

胸焼け、消化不良、胃酸過多

シナモンは胸焼けなど胃の具合がよくない状態を和らげるガス緩和ハーブです。
消化不良とお腹に溜まったガスを和らげます。芳香消化トニックや芳香ビターと呼ばれます。

駆風作用によって腸管の痙攣を緩和すると考えられています。*7
ヨーロッパアンジェリカルート(アンゼリカ)、アニス、バジル、カルダモン、シナモン、クローブ、コリアンダー、デ
ィル、生姜、オレガノ、ローズマリー、セージ、ラベンダー、そしてタイムなど駆風ハーブには多数のものがあります。
*8
多くが、ごく一般的なキッチンハーブですから、胃のむかつきを静めるティーで利用するのは容易です。
ローズマリーは、ヨーロッパのハーブの専門家によって、高齢者の消化不良治療に使用されることがあります。*9

ドイツEモノグラフ委員会は、1日あたりペニーロイヤル葉10g、セージ4〜6gの摂取を勧めていますが、潜在的な副作用
の可能性があり、消化不良の人が使用するのはは推奨できません。

シナモンは、月経過多を含む様々な月経疾患の治療に伝統的に使用されます。*11
シナモンにナズナを入れる加えて使用する場合もあります。*12

クレインズビル、ツルニチニチソウ、マンサク、オークなどのハーブは、収斂作用があるタンニンを含み、伝統的に月経
過多の治療に使用されてきました。

人への試験は少なく、これらのハーブの有効性は不明です。現代研究による調査はされていませんが、黒ニガハッカは伝
統的に使用されます。

シナモンのエッセンシャルオイルには、抗真菌作用など様々な薬効をもつ化学物質が含まれ、主成分は、オイゲノールお
よびシンナムアルデヒドなどです。シナモンオイルの蒸気の中のシンナムアルデヒドは、試験管試験で極めて強力な抗真
菌特性を示すことがわかっています。*13

口腔カンジダ症のエイズ患者の口腔に局所的にシナモンオイルを塗布する試験でカンジダ症を和らげる効果がありました
。*14

参考資料

1. Leung AY, Foster S. Encyclopedia of Common Natural Ingredients Used in Foods, Drugs, and Cosmetics, 2d ed. New York:John
Wiley & Sons, 1996, 168-70.

*2. Khan A, Safdar M, Ali Khan MM, et al. Cinnamon improves glucose and lipids of people with type 2 diabetes. Diabetes Care
2003;26:3215-8.

*3. Akilen R, Tsiami A, Devendra D, Robinson N. Glycated haemoglobin and blood pressure-lowering effect of cinnamon in multi
-ethnic Type 2 diabetic patients in the UK: a randomized, placebo-controlled, double-blind clinical trial. Diabet Med
2010;27:1159-67.

*4. Vanschoonbeek K, Thomassen BJ, Senden JM, et al. Cinnamon supplementation does not improve glycemic control in
postmenopausal type 2 diabetes patients. J Nutr2006;136:977-80.

*5. Blevins SM, Leyva MJ, Brown J, et al. Effect of cinnamon on glucose and lipid levels in non insulin-dependent type 2 diabetes.
Diabetes Care 2007;30:2236-7.

*6. Schilcher H. Phytotherapy in Paediatrics. Stuttgart: Medpharm Scientific Publishers, 1997, 80.

7. Forster HB, Niklas H, Lutz S. Antispasmodic effects of some medicinal plants. Planta Med 1980;40:303-19.

*8. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete German Commission E Monographs: Therapeutic Guide to
Herbal Medicines. Austin: American Botanical Council and Boston: Integrative Medicine Communications, 1998, 425-6.

*9. Weiss RF. Herbal Medicine. Beaconsfield, UK: Beaconsfield Publishers Ltd, 1988, 185-6.

*10. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete German Commission E Monographs: Therapeutic Guide
to Herbal Medicines. Austin: American Botanical Council and Boston: Integrative Medicine Communications, 1998, 198.

11. Leung AY, Foster S. Encyclopedia of Common Natural Ingredients Used in Foods,Drugs, and Cosmetics, 2d ed. New York:John
Wiley & Sons, 1996, 168-70.

*12. Ellingwood F. American Materia Medica, Therapeutics and Pharmacognosy. Sandy, OR: Eclectic Medical Publications, 1919,
1998, 354.

*13. Singh HB, Srivastava M, Singh AB, Srivastava AK. Cinnamon bark oil, a potent fungitoxicant against fungi causing respiratory
tract mycoses. Allergy 1995;50:995-9.

*14. Quale JM, Landman D, Zaman MM, et al. In vitro activity of Cinnamomum zeylanicum against azole resistant and sensitive
candida species and a pilot study of cinnamon for oral candidiasis. Am J Chin Med 1996;24:103-9.

*15. Singh HB, Srivastava M, Singh AB, Srivastava AK. Cinnamon bark oil, a potent fungitoxicant against fungi causing respiratory
tract mycoses. Allergy 1995;50:995-9.

*16. Quale JM, Landman D, Zaman MM, et al. In vitro activity of Cinnamomum zeylanicum against azole resistant and sensitive
candida species and a pilot study of cinnamon for oral candidiasis. Am J Chin Med 1996;24:103-9.

*17. Azumi S, Tanimura A, Tanamoto K. A novel inhibitor of bacterial endotoxin derived from cinnamon bark. Biochem Biophys
Res Commun 1997;234:506-10.

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*21. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal
Medicines. Boston, MA: Integrative Medicine Communications, 1998, 110-1.

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Medicines. Boston, MA: Integrative Medicine Communications, 1998, 110-1.

*23. Blumenthal M, Busse WR, Goldberg A, et al. (eds). The Complete Commission E Monographs: Therapeutic Guide to Herbal
Medicines. Boston, MA: Integrative Medicine Communications, 1998, 110-1.



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