** ボラージオイル ** * ***
ルリジサ油* * **
学名 : Borago officinalis L.**** * ** * **
分類 : ムラサキ科  和名 : ルリジサ****
ボラージオイル
1000mg 120粒

ホラージオイルには、月見草オイル、黒フサスグリの種オイルなどと
同様オメガ6脂肪酸のγリノレン酸(GLA)、リノール酸が豊富です。

心機能、高コレステロール、PMS、更年期障害、肌の保湿、湿疹、
アトピー、免疫力、新陳代謝、関節リウマチ、二日酔い、アルコール
毒などのケアをサポートします。
ボラージオイル
1200mg 120粒
月見草オイル
1300mg 60粒
月見草オイル
1300mg 120粒

生育場所と使用部分

ボラージは中東、地中海沿岸地域が原産の植物です。
現在は、ヨーロッパと北アフリカなどに広く分布しており、可憐な青い星形の花が咲きます。ボラージ(ルリジサ)の種か
らオイルを抽出します。*1
  

民間療法で使用されているボラージオイル(月見草オイル)の用途

下表のオメガ-6系のγリノレン酸とリノール酸の列がボラージオイルの有効な働きとされているものです。
オメガ-3系 オメガ-6系 オメガ-9系
DHA EPA αリノレン酸 γリノレン酸 リノール酸 オレイン酸
 心機能のサポート
 心血管強化
 血栓予防
 (心筋梗塞、脳梗塞の予防)
 記憶力向上、精神安定、知
 性などの健康
 脳発達、ADHD(注意欠陥・
 多動性障害)の子供のケア
 コレステロール産生阻止
 中性脂肪を減らし動脈硬化、
 高脂血症などを予防
 動脈硬化と高脂血の治療
 出産(産前、産中、産後)ケア
 ホルモンバランス
 更年期障害、PMSのケア
 真皮細胞へ保水、肌の保湿
 湿疹、アトピーなどのケア
 視力のケア
 アルツハイマーのケア
 免疫力
 新陳代謝促進、体重のケア
 関節リウマチのケア
 二日酔い、アルコール中毒
 のケア
  

等 級 健 康 項 目
第1級     リウマチ様関節炎
第2級     湿疹
その他     小児脂漏性皮膚炎(慢性でないもの)
第1級第1級 : 信頼性の高い臨床試験による検証データがあり非常に効果が高いもの
第1級第2級 : 試験管あるいは動物実験で効果があるとされているもの
第1級第2級 : あるいは効果があるとされているもの
第1級その他 : 主にハーブを使用した民間療法に使用されているもの
第1級その他 : 臨床試験による検証データがあり効果があるとされているもの 
  

ボラージオイルによる臨床試験と試験研究

ボラージ種オイルには、20〜26%のγリノレン酸(GLA)が含まれています。

月見草オイルの研究では、γリノレイン酸(GLA)は、体内で代謝されて抗炎作用があるホルモン様成分プロスタグラン
ジンE1に変わり、リウマチ様関節炎や皮膚の炎症やかゆみを抑え、湿疹や乾癬、肌の老化、日焼け、乾燥肌、皮膚炎、
アトピーなど肌のトラブルを和らげるとされています。

γリノレイン酸(GLA)に関する研究は、主に月見草オイルで行われてきた経過があり、ボラージオイルでの研究例は少
ないですが、ある試験研究*3と偽薬とボラージオイルカプセルを使用した2つの二重盲検試験による臨床試験*4 *5では
、ボラージオイルを1日1.1〜2.8g(ガンマリノレン酸約280mg〜720mgを含む)を3ヶ月間 摂取したときに慢性リウマチ
様関節炎の症状改善が確認されたと報告しています。

ボラージオイルが、アトピー性皮膚炎(湿疹)患者の皮膚の炎症、乾燥、かさぶた、かゆみ(疥癬(かいせん))などに副作
用なく効果を発揮するという治療研究の報告があります。*6


一方アトピー性皮膚炎(3〜17才)患者に1日あたりガンマリノレン酸360mgを含むボラージオイルを与えた試験研究で
は(量が少なすぎるのか)成果が得られなかったという報告もあります。*7


その他、小児脂漏性皮膚炎の患者に、1日2回おしめをする領域.にボラージオイル0.5mlを塗る試験研究が行われていま
す。*8

10〜12日間の試験期間中、ボラージオイルを塗らない領域にも全員の子供たちに脂漏性皮膚炎は起きず、引き続き6〜
7ヶ月間1週間に2〜3回ボラージオイルを塗る試験を続けた結果、その間も脂漏性皮膚炎は起きず、ボラージオイル使用中
止後にも脂漏性皮膚炎が再発しなかったと報告されています。

明確な数値データはありませんが、西洋社会の人たちの老化の進行、高血糖、脂肪の摂りすぎによるいろいろな障害発生
にはγリノレイン酸(GLA)摂取不足が一部の要因であると指摘しています。

月経前症候群*9 、糖尿病*10 、皮膚硬化症*11、シェーグレン症候群*12、遅行性顔面麻痺*13、アトピー*14と他の皮
膚病 *15  などは、γリノレイン酸(GLA)の体内生成能力が不足していると指摘する研究者もいます。

慢性リウマチ様関節炎治療の二重盲検試験成功例は、最低2ヶ月間ボラージオイルを1日1.4〜2.8g ( γリノレイン酸

280mg〜720mgを含むもの ) を摂取したものです。*16 *17

ボラージオイルを湿疹治療に使用した研究では、1日あたりγリノレイン酸360mgを含むボラージオイルを毎日摂取した
が効果が得られなかったという報告があります。*18

小児の脂漏性皮膚炎の治療に使用した研究では、2週間毎日0.5mlのボラージオイルを患部に塗る手当をした後、週に3回
ボラージオイルを患部には塗ることを続けた結果、再発防止できたという報告があります。*19
  

安全性

ボラージ種には、ピロリジジンアルカロイド(PA)と呼ばれている毒素を少量含みますが、市販されているシードオイル
の成分分析でアルカロイドが検出された例はありません*20

ボラージシードオイル使用時の副作用には、むくみ、吐き気、消化不良、頭痛などがあります*21
現時点で薬物相互作用は報告されていません。
  

参考資料

*1. Wren RC. Potter's New Cyclopedia of Botanical Drugs and Preparations. Essex, England: C.W. Daniel and Co., 1988, 41.

*2. Horrobin DF. The importance of gamma-linolenic acid and prostaglandin E1 in human nutrition and medicine. J Holistic
Med1981;3:118-39.

*4. Leventhal LJ, Boyce EG, Zurier RB. Treatment of rheumatoid arthritis with gammalinolenic acid. Ann Intern Med
1993;119:867-73.

*5. Zurier RB, Rossetti RG, Jacobson EW, et al. Gamma-linolenic acid treatment of rheumatoid arthritis. A randomized,
placebo-controlled trial. Arthritis Rheum 1996;39:1808-17.

*6. Landi G. Oral administration of borage oil in atopic dermatitis. J Appl Cosmetology 1993;11:115-20.

*7. Borreck S, Hildebrandt A, Forster J. Borage seed oil and atopic dermatitis. Klinische Pediatrie 1997;203:100-4.

*8. Tolleson A, Frithz A. Borage oil, an effective new treatment for infantile seborrhoeic dermatitis. Br J Dermatol 1993;25:95.

*9. Horrobin DF, Manku M, Brush M, et al. Abnormalities in plasma essential fatty acid levels in women with pre-menstrual
syndrome and with non-malignant breast disease. J Nutr Med 1991;2:259-64.

*10. Keen H, Payan J, Allawi J, et al. Treatment of diabetic neuropathy with gamma-linolenic acid. Diabetes Care 1993;16:8-15.

*11. Horrobin DF. Essential fatty acid metabolism in diseases of connective tissue with special reference to scleroderma
and to Sjogren's syndrome. Med Hypotheses 1984;14:233-47.

*12. Horrobin DF, Campbell A. Sjogren's syndrome and the sicca syndrome: the role of prostaglandin E1 deficiency. Treatment
with essential fatty acids and vitamin C. Med Hypotheses 1980;6:225-32.

*13. Vaddadi KS, Gilleard CJ. Essential fatty acids, tardive dyskinesia, and schizophrenia. In Omega-6 Essential Fatty Acids:
Pathophysiology and Roles in Clinical Medicine. Horrobin DF (ed). New York: Alan R Liss, 1990, 333-43.

*14. Manku MS, Horrobin, DF, Morse NL, et al. Essential fatty acids in the plasma phospholipids of patients with atopic
eczema. Br J Dermatol 1984;110:643.

*15. Horrobin DF. Essential fatty acids in clinical dermatology. J Am Acad Dermatol 1989;20:1045-53.

*16. Leventhal LJ, Boyce EG, Zurier RB. Treatment of rheumatoid arthritis with gammalinolenic acid. Ann Intern Med
1993;119:867-73.

*17. Zurier RB, Rossetti RG, Jacobson EW, et al. Gamma-linolenic acid treatment of rheumatoid arthritis. A randomized,
placebo-controlled trial. Arthritis Rheum 1996;39:1808-17.

*18. Landi G. Oral administration of borage oil in atopic dermatitis. J Appl Cosmetology 1993;11:115-20.

*19. Tolleson A, Frithz A. Borage oil, an effective new treatment for infantile seborrhoeic dermatitis. Br J Dermatol 1993;25:95.

*20. Parvais O, Vander Stricht B, Vanhaelen-Fastr? R,Vanhaelen M. TLC detection of pyrrolizidine alkaloids in oil extracted
from the seeds of Borago officinalis. J Planar Chromatography 1994;7:80-2.

*21. Awang DVC. Borage. Can Pharm J 1990;123:121-3.





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